ウクライナ戦争を終結させよ
2024.03.13
朝邉博史
ロシア・ウクライナ戦争で、被害にあわれた方、亡くなられた方にお見舞いとお悔やみを申し上げます。
これ以上、被害者と死傷者を出さないことは、今可能である。今すぐに戦争を終結させることである。本欄の2022年03月19日付け「ウクライナ問題の国際正義」で述べた通り、ウクライナに正義は存在しない。
今ロシア側がやや優勢であるが、NATOが武器を供給し続ける限り、死傷者と被害は増加し続けるのみである。プーチン大統領は通常兵器が不足すれば、核使用をちらつかせている。核戦争に対抗できる国は、アメリカのみである。しかしアメリカは他国に介入することはあっても、自国の防衛以外に核を使用することはない。
万が一、ウクライナがNATOの武器供給によって、ロシアを追い詰めて勝利に近づいたときは、ウクライナという国が、この地上から消滅するときである。最初から勝ち目のない戦争をウクライナはしているのである。今であれば、まだ止められる、ウクライナという国を残せる。
ローマ教皇の「ウクライナはロシアとの戦争の終結にむけて「白旗をあげる勇気」を持つべきだ」との発言が物議を醸しているが、人類への愛の思いを込めた本音であろう。
トランプ大統領が就任すれば、終結するであろうが、そこまで待ってはいけない。ゼレンスキー大統領は、ウクライナ戦争を終結させよ。