バラマキは国民を堕落させる
2022.10.22
朝邉博史
岸田内閣が発足して、○○クーポンの配布、○○世帯に10万円を支給とか、バラマキ政策が止まらない。
このような対策(政策とも言えない)は、人間のやる気をなくし、努力しようとする心を潰してしまう。人間の魂を堕落させてしまう。
私たちが政治に期待することは、努力する人が報われる社会、創意工夫をして夢の実現を目指す人を応援する社会の構築である。そのためには勤勉の精神が必要である。新しいアイデアを出して、新しい産業の構築も大切である。
土光さんの臨調の時代に、100兆円の国の借金を返済すると言っていたのに、今10倍以上になっても、まだバラマキを続けて国の借金を増やし続けている。日銀がこれ以上、国の借金が増えないように忖度し、ゼロ金利政策を続け、世界の流れと丸反対になり、円安が止まらない。これ以上国民の富を減少させ続ける政治は、いい加減に方向転換していただきたい。
バラマキ政策は国民を堕落させ、努力する人が報われない。いまの日本に必要なことは、「勤勉の精神」である。国の借金は日本政府の借金であり、国家公務員の借金である。国民の借金ではない。国債を持っている国民は債権者である。政治家と公務員は、自らの作った借金を返済すべく、勤勉の精神を発揮し、努力して頂きたい。民間企業であれは、人員カット、給料、ボーナス、退職金のカットは必然である。