保険料高騰の闇
2025. 9.28
朝邉博史
現在、マンションの管理組合が支払っている保険料がこの20年で、10倍以上に上がっている。共用部分の火災保険料、地震保険料等であり、補償内容は全く同じものである。個人の支払う火災保険料、地震保険料等はそこまで上がっていない。もし、そこまで上げると、社会問題化して、保険業界がつるし上げに合うとでも思っているのだろうか。
管理組合の役員は、変わっていくため、大半の居住者は気づきもしない。管理会社は手数料に反映されるから、住民に敢えて知らせることはしない。補償内容が変わらずに、そこまで高騰した部分は、社員の給料とか所有ビルの一部にでも化体しているのであろうか。
価格据え置きで、量を減少させたりするステルス値上げとかのレベルとは全く次元の異なるものである。保険業界はそこまで高騰していることの説明責任があると思う。保険業界の闇を明らかにして頂きたい。

