国会議員は国民・国家のための仕事をせよ

2024.1.8

朝邉博史

昨年末から政府自民党は、裏金問題で揺れに揺れている。国民はインボイスで1円まで記帳が義務付けられている。おかしいではないか。

国会議員は、選挙のたびに県議会議員、市議会議員にお金を渡し、「票の取りまとめの依頼ではなく、陣中見舞いである。」と開き直る。どちらにしてもおかしいことに気がつかないのか。多くのお金を使った方が選挙で勝つというのであれば、選挙の仕組みがおかしいのではないか。国民を愚弄した話である。

国会議員は千万円単位の領収書の不要なお金を使い、国民には1円まで課税所得の申告のための記帳を義務付ける。おかしいではないか。国民より高い所得を得て、国会議員から市区町村議員まで家業化している。おかしいではないか。

国会議員たるもの、プラトンの「国家編」に述べられているとおり、国民の平均的な所得を得て、国民の平均的な家に住み、国民の平均的な生活をしながら、自らの生活水準を上げていくべく努力していく中から徳が生まれ、尊敬される存在になるのである。国民と乖離した所得と生活をしていく中で、国民の気持ちはわかるはずもない。金儲けしたいのであれば、商売人になるなり、起業するなりして、その道に進めばよい。

国会議員たるもの、1円まで、記帳と記載を義務付け、国民と国家のための仕事をせよ。

政治

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