感動を与える
2021.05.20
朝邉博史
あるストリートパーフォーマーの紹介映像をテレビで見た。
元々は、ウォール街で働く証券マンであったが、高給を稼ぎながらも、どこか違和感を持っていた。
ある日、ニューヨークの路上で、4歳から始めていたバイオリンを弾くと、急に女の子が泣き出した。彼女は「史上最悪の日だったけど、前向きになれた。ありがとう」と言って、ハグをして去っていった。
その時、自分の生きる道を悟り、証券会社を辞めた。
今は、ストリートパーフォーマーとして世界中を周っている。人気が出て、会場でコンサートもするが、原点の路上演奏は今も続けている。
私も人々に、勇気と感動を与えることのできる人生を生きたい。