政府は日本国の防衛に責任を果たせ
2025.04.12
朝邉博史
米国のトランプ大統領、世界に関税戦争を仕掛けている。また日本に対しては、「我々は日本を守るが、彼らは我々を守る必要がない」、また「我々は数千億ドルを支払って(日本を)守るが、彼らは何も支払わない」と主張し、日米安保条約が不公平だとの考えを強調した。日本政府は、「米国が条約上の義務を果たすことに全幅の信頼を置いている」と述べた。
なんと、愚かな話であろうか。日米安保条約の締結には、その時代の背景と事情があったことであろうが、これは植民地にならない限り、永遠に続く形態ではない。
日本国政府の最大の使命は、日本国民の生命・安全・財産を守ることである。そのために、日本国民は税金を納めているのである。政治家の裏金問題とか、米国の関税対策で国民に現金をばらまくとか、ばかげた枝葉末節の話である。
トランプ大統領の的を得た話で、日本の政治家は目覚めよ。日本人による日本国の国家防衛対策を最優先に考えて頂きたい。近隣諸国の軍事大国化で、日本国と日本人の安全は風前の灯である。
日本政府は日本国の防衛に責任を果たせ。