政治の信頼性を取り戻せ
2025. 8.31
朝邉博史
昨日、自民党の森山幹事長は、「国民の世論と自民党内の世論が乖離していることは、非常に怖いことであります。」と、石破首相の退陣を求める動きをけん制した。しかし、民意は、三回の選挙で自民党石破政権に国民はNOを突き付けているのである。
今の日本に必要な政策とビジョンがはっきりあって、確固とした信念がある政治家であれば、首相に留まる選択肢もあろうかと思う。しかし、石破政権発足直後から、解散しないといって政権に就いた翌日に解散すると宣言したり、言うこととやることが余りに違い、国民を裏切り続けてきた結果が、現在である。
内閣支持率は、マスコミの報道の仕方や、調査の仕方により変わるものであり、選挙結果による民意とは異なるものである。政治家は正義を実現する立場にあると思うが、政権に固執する姿は、武士道の対極にある姿に映る。誰も責任を取らないで、現状を維持し続けることは、自民党はもとより、日本の政治そのものが信頼を失い続けている状況であると思う。
一日も早く、政治の信頼失墜を止めて、政治の信頼を取り戻して頂きたい。