人として一番大事なこと

2026. 1.18

朝邉博史

先日、日本在住の中国人の方へ、テレビでインタビューを行っていた。「今の日中関係についてどのように思われますか」という問いかけに対して、ほとんどの方が、「答えることができません」というお答えである。違う回答のかたがおられると思ったら、「私らはすべて見られていますので」という回答である。

中国国内においては、「言論の自由」、「出版の自由」がないことは、世界中の人が知っている。しかし中国人の方は国外においても、恐怖で政治的発言、自由な言論を発することが出来ないようである。

人としてこの世に生まれ、一番大事なことは、自由な発言、自由な表現、自分自身の本心に基づく意思表明ではないか。いくら経済的に恵まれていても、それを制限されるということは、心の奴隷、精神の病気、魂の牢獄といわれてもおかしくない。

中国共産党は、そのような状態を世界中に拡げようとしているのである。「政治と経済は別である」と言っている場合ではない。「人として一番大事なこと」を最優先にする世界を創る責任が人類にはあるはずである。現在を生きる人類は、未来の人類に対する責任があるはずである。