歴史は後世に正義を判定する

2023.06.14

朝邉博史

本年4月に、フランスのマクロン大統領が、産業界のリーダーを引き連れて訪中し、習近平国家主席は国賓として迎え入れた。

民主主義国家である欧米各国の反対を押し切っての訪中である。中国の市場が魅力的に見えたのであろう。

中国は、宗教、思想の自由がなく、言論、出版の自由のない人権弾圧国家である。国民の意思として自由と人権を勝ち取った国家の大統領とも思えない。「魂を金で売り渡した」かのように見える。

歴史は後世に判定される。正義は神仏によって判定される。無神論国家に正義の判定は出来ない。