エネルギー問題解決への提案
2022.4.1
朝邉博史
世界は、ロシア・ウクライナ紛争に絡み、原油価格、天然ガスが高騰し、エネルギー問題の危機的状況を呈している。EUは一部、原子力発電の比重を高めていく方向に舵を切ったところもでている。日本は、東日本大震災における福島原発の事故がトラウマとなって、自ら高いハードルを掲げ、なかなか進めなくなっているようにも見える。
どっこい、日本は、世界に名だたる資源大国である。日本列島は火山の上にある。そう、地熱発電を、国を挙げて進めていくのである。この地熱は、全国どこでも使え、ほぼ永遠に使える無尽蔵のエネルギーである。東証一部上場会社で地熱発電を実用化しているところもあるが、まだまだ比率は低い。
地熱を、自由自在にコントロールしていく技術を確立できれば、日本は文字通りエネルギー大国となる。天候や風などの自然現象に左右される太陽光発電や風力発電に頼ることはない。そして、地熱を自在にコントロールできる技術は輸出することもできる。
自動車関連産業もすべてEV化の方向へ進んでおり、すべてのエネルギーは電気で賄える時代がくるのである。関連産業に従事している皆様、日本政府でエネルギーの未来計画を担っている皆様、どうか、ご検討くださいますよう、よろしくお願いいたします。