正邪の判断

2021.06.07

朝邉博史

今、世界は軍事政権が暴走したり、再び、冷戦時代に向かうかのような様相を呈しています。まるで世界は価値判断を失ったかのような、正邪の判断、正義と邪悪なるものを区別する判断力を失ったかのようにも見えます。

もし、正義と邪悪なるものの判断がつかないならば、ひとつの提言をいたします。それは、その国の考え方、あるいはその国の政策なり、国是が世界中に拡がった時、人類は幸福であるかどうかを考えてみることです。

軍事政権が、国民の意見や、行動を規制する世界が幸福でありましょうか。国民に投票権もなく、独裁政権が国民の言論、出版の自由を封殺し、国民の行動を監視して、思想教育の名のもと、自由と民主主義思想を持つ人を排除していく国の方針が世界中に拡がったらどうでしょうか。

私達は、言論の自由、信教の自由、行動の自由のもと、自分たちの夢と希望に向かって挑戦できる世界の実現を希求するものであります。

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